明確な規格になります

カラーチャート

色の管理に必要

製品の色調は、印象を大きく変える要素の一つであり、いつもと同じ色調の製品を作り続けるためには、原料、工程の管理が必要になります。製造中のちょっとした変化により、製品に反映されるような商品では、色の変化に関係する時間、温度などの要素を管理していく必要があるのです。最終的に間違いのない製品であることを確認するためには、色調の検査を行うことが重要ですが、色調については、色差計を使用することで、結果を数値で表すことができます。色差計は、対象物の色調をL値、a値、b値といった3つの要素で表すことができるようになっており、これはそれぞれを座標軸とした空間上の一点として、目に見える形で表現することができます。そのため、規格範囲を色差ΔE<3と設定した場合には、対象物の計測データが半径3の球状の範囲内に入っているか、を判定することになるわけです。色を見た目で、例えば黄色よりもやや薄い色、といった言葉ではどうしても正確に表すことができないものですが、色差計を使えば、規格値との関係やどれくらい違うかまでを明確にすることができるわけです。そのため、製品出荷の規格を数値で設定することができ、誰でもが簡単に判定することができるようになります。色差計を導入すると、出荷判定はもとより、普段の工程のブレがどれほど製品の色調に影響があるかを知ることもできます。これにより、普段の工程管理の基準として使用することができ、ますます精度の高い管理につながります。