ボタン一つで計測

カラーチャート

色を数値化可能

色を言葉で人に伝えようとする時に、単純に傾向のみを伝えるときには、赤、白、青、などといった表現ができるものの、詳細を伝達することは難しいものです。頭の中に浮かんでいる赤色を伝えようとしたときには、植物や周囲の共通の比較物を例に出すなどするものの、なかなかうまくいくものではありません。特に、微妙なニュアンスを伝えることは困難を極め、画像などにより、共通認識を図ろうとするものです。しかし、実際の見た目と画像と比較した場合、撮影する機器や光の当たり具合により、違った印象に映ってしまうことも少なくなく、実際の色をそのまま表現する方法として、色差計が使われるようになっています。色差計は、すべての対象物が有している光を吸い取る吸光度と言われる性質を利用した計測機器であり、そのものの色として数値で表しています。その数値は、わかりやすく3つの要素としてL値、a値、b値として表され、空間座標の1点と認識することができるようになっています。その一点から暗くなればL値が下がり、明るくなれば数値が上がる、という傾向を持っており、とても分かりやすくなっているのです。そして、2つの対象物の色を比較する際には、計測された2点の空間上に現れる距離を色差ととらえることができるようになるのです。色差計にこの色差の数値をボタン一つで計算することができるようになっており、3つの要素のそれぞれの差と色差を示すことができます。そのため、色差計を利用することで、基準となる対象物と比較して、少し明るい、といった判断をしやすくなっているのです。